むし歯・歯周病治療（保険・自費）

むし歯は放置すると歯の神経まで到達して強い痛みに悩まされたり、歯根までむし歯になると抜歯することもあります。むし歯の治療には金属やプラスチックなどを使用する保険診療とセラミック等で治療する自費診療があります。歯周病は日本人の約８割がかかっていると言われ、初期の段階ではほとんど自覚症状がありません。歯周病が悪化すると治療回数もかかり、やはり抜歯に至ることがあります。また、歯周病の原因菌は糖尿病、動脈硬化、認知症等の悪化にも関連があることが分かっています。全身の健康のためにも歯周病の早期治療と予防がとても大切です。　　　　　

 

定期健診（口の中のお掃除）（保険）

健康を維持するには、むし歯や歯周病にならないよう定期的な健診を受けることが大切です。数カ月に一度、自分では磨けない場所を歯科衛生士にクリーニングしてもらい、ブラッシング指導を受けることで、むし歯や歯周病になりにくくなることが実証されています。定期健診で予防・早期発見・早期治療を心がけ、口の中から健康になっていきましょう。

 

義歯・入れ歯（保険・自費）

保険診療の入れ歯をはじめ、薄くて壊れにくい金属床義歯、金属のバネのない入れ歯（スマートデンチャー）、インプラントで入れ歯を固定する入れ歯（インプラントオーバーデンチャー）など自費診療の義歯にも幅広く対応しています。対応できる歯科技工所も限られているので、どこの歯科医院でも同じように治療できるわけではありません。困られていること、お悩みごとがあればお気軽にご相談ください。

 

インプラント治療（自費）

不幸にも歯を失ってしまった場合、取り外しをする入れ歯や残っている歯を大きく削るブリッジは選択したくないという方はたくさんいます。その場合、自費診療のインプラント治療を考えていただくことになります。インプラント治療は長期予後も良好でメリットが多い優秀な治療ですが、保険がきかない、外科処置が必要、入れ歯やブリッジと比べ治療期間が長いなどデメリットもあります。残っている骨の量や持病によってはいくら希望されてもできない場合があります。患者様ごとに条件は違いますので、希望される方はまずはご相談ください。

 

ブリッジ（保険・自費）

歯を失っても両側にしっかりした歯があれば入れ歯ではなく「ブリッジ」を選択することができます。現状の保険診療ではブリッジは大きく削ってすべて金属になりますが、セラミックを使用した見た目がきれいなブリッジや近年開発された自費の金属をわずかに使用して無麻酔でほとんど歯を削らないブリッジ（ヒューマンブリッジ）も扱っています。お気軽にご相談ください。

 

マタニティー歯科（保険）

妊娠中はホルモンバランスが崩れ、歯肉炎を発症しやすくなります（妊娠性歯肉炎）。また、妊娠中は歯科治療が可能な期間、避けたほうが良い期間もありますし、服用できる薬も限られます。当院では来院時に妊婦、授乳婦の歯科治療について疑問に思う項目を分かりやすく簡潔にまとめた資料をお渡しています。妊娠中にしておいたほうが良い治療、X線撮影について、服薬できるお薬について、出産後にしたほうが良い治療、授乳中は控えたほうが良い治療、赤ちゃんのために家族みんなで気を付けたほうが良いことなど様々な情報提供を行っています。